日曜劇場『 ごめん、愛してる』第1話です。これは韓国ドラマのリメイクということで、ドラマ以前の感情論もネットでは多いのですが、私としては、良いところをメインに見て行きたいと思います。さて、第1話冒頭は三田凛華(吉岡里帆)が花を捧げるシーンです。主人公はやはり死んでしまうようですね。

その主人公が岡崎律(長瀬智也)です。律は日本生まれですが、赤ちゃんの時に母親に捨てられてしまいます。孤児院で育ち、岡崎という夫婦にもらわれたようですが、岡崎夫妻が韓国に赴任している時に家出し、それ以来、カジノなどで悪質な客を追い出したり、地元の暴力団の手伝いをしているようです。

一方、三田凛華は、天才ピアニスト日向サトル(坂口健太郎)のマネージャーです。サトルとは幼馴染みですが、凛華の父親の恒夫(中村梅雀)は、サトルの母親でやはり天才ピアニストと言われていた日向麗子(大竹しのぶ)のマネージャーなのです。親娘2代でピアニスト親子2代のマネージャーなのです。

岡崎律は韓国の暴力団の若頭の信頼を得ていたのですが、その若頭の誕生日パーティーで、敵対する組のヒットマンから若頭を守って撃たれてしまいます。脳に銃弾が残り取り出すこともできず、しかし、そのままだと後数ヶ月の命だと宣告されます。そこで、以前から気になっていた母親探しのために日本に戻って来ます。

律は母親について、生活が貧しく止むを得ず律を捨てたのだろうと考えていました。そこで、組からもらった見舞金を母親に渡して喜ばせてやろうなどと妄想を膨らませて日本にやって来ます。しかし、当然ながら、母親の手がかりなどはありません。孤児院にもやってきますが、そこで会ったのは・・・

園長先生とかつての友達・河合若菜(池脇千鶴)。若菜は事故で脳障害があり知能の発達が止まっていましたが、父親のわからない子と暮らしていました。しかし、律の母親についての情報は園長先生も持っていません。孤児院に捨てられいた時に添えられていた指輪を手がかりにしようと宝飾店を当たりますが、安物の指輪では何もわかりません。

一方、黒川龍臣(山路和弘)という人物から金を受け取る男がいました。雑誌記者の加賀美修平(六角精児)です。どうも、黒川のバックにあった写真からすると彼は指揮者のようですが、彼と日向麗子との間には何かあるようです。いずれにしても、加賀美は律の母親が日向麗子だと知っていたのです。

加賀美は偶然、律が日本に戻って来たことを知り、日向麗子を苦しめるために、律に母親が麗子だと教えます。早速、麗子を尋ねる律。そこには凛華の姿も。実は律は韓国で凛華を助けていたのですが、それでやって来たと勘違いする凛華。麗子は律が息子と知ってか知らずか追い払おうとします。

大豪邸で最愛の息子サトルと暮らしていた母親の姿に愕然とし、悄然と日向邸を去る律・・・と、第1話は息をつかせない怒涛の展開でした。キリっとした長瀬くんも、愛情豊かな雰囲気の吉岡里帆ちゃんも良かったですね。六角さんも『相棒』の良い人イメージから脱却を狙っているのかな?『不機嫌な果実』に続き屈折した役です。

今後、加賀美が律をそそのかして麗子に復讐させるようですが、麗子も大竹しのぶさんだからやられっ放しはないですね。しかも、凛華はサトルを愛しているのに、サトルは凛華を幼馴染みの便利なマネージャーとしか見ていないという切ない状況。さらに、凛華は律にも惹かれていくようです。今後の展開から目が離せません。